「今のままでいい」と言うスタッフを説得するには?
紙カルテからの移行をスムーズにする3つのコツ

2026年7月17日

「今のままでいい」と言うスタッフを説得するには?紙カルテからの移行をスムーズにする3つのコツ

 

「電子カルテを入れたいけれど、長年支えてくれているベテランスタッフが猛反対している」
「『今の紙のやり方で完璧に回っているのに、なぜ変えるんですか!』と言われてしまい、話が進まない…」

電子カルテの導入を検討される先生方から、最も多く寄せられるのがこのお悩みです。
実は、先生が導入をためらう一番の理由は「パソコンへの苦手意識」以上に、「院内の人間関係が悪化すること」や「スタッフが辞めてしまうこと」への恐怖ではないでしょうか。

しかし、ご安心ください。40年以上にわたりクリニック様のシステム導入に伴走してきた私たちからすると、スタッフ様の反発は「必ず起きる通過儀礼」のようなものです。
今回は、スタッフ様が反対する「本当の理由」と、スムーズに電子カルテへ移行するための3つの説得のコツをご紹介します。

なぜベテランスタッフは「新しいこと」を嫌がるのか?

スタッフ様が「今のままでいい」と主張するのには、明確な理由があります。それは決して、先生に逆らいたいわけでも、クリニックを良くしたくないわけでもありません。
本当の理由は「これまでの自分の完璧な仕事が崩れ、患者さんの前で失敗してしまうのが怖いから」です。

長年、紙カルテと手書きの運用でクリニックを支えてきたスタッフ様には、「私たちが間違えずに回している」という強い自負があります。そこに全く新しいIT機器が入ってくることで、「操作に手間取って患者さんを待たせてしまったらどうしよう」「若いスタッフについていけず、自分の居場所がなくなるのではないか」という強い不安を抱いているのです。
この「恐怖心」を取り除いてあげることが、説得の第一歩になります。

紙カルテからの移行をスムーズにする「3つのコツ」

では、具体的にどのように声をかけ、進めていけば良いのでしょうか。

コツ1:「スタッフの負担を減らすため」という目的を伝える

「国が2030年までに標準電子カルテにしろと言っているから」という理由だけでは、現場は納得しません。「自分たちの仕事が増えるだけだ」と捉えられてしまいます。
そうではなく、「みんなの毎日の苦労を減らして、少しでも早く帰れるようにしたいから導入するんだ」というトップとしての想いを伝えてください。
「毎日のカルテ出しや、レセプト時期の残業、カルテ庫探しの手間をなくしてあげたい」という先生の気遣いが伝われば、スタッフ様の態度は必ず軟化します。

コツ2:「いきなり明日から完全に切り替えるわけではない」と安心させる

スタッフ様が一番恐れているのは「導入したその日から、完璧に使いこなさなければならない」というプレッシャーです。
「最初のうちは、紙カルテにも書きながら、ゆっくり電子カルテに慣れていけばいいからね」「私が責任を持つから、最初は時間がかかっても大丈夫だよ」と、完璧を求めない姿勢(安全網があること)を示してあげてください。

コツ3:システムの「教える役割」は、絶対に第三者(業者)に任せる

これが 最も重要なコツ です。
先生ご自身がマニュアルを読んでスタッフ様に教えようとすると、「先生、そこ違います!」「先生の説明じゃ分かりません!」と、必ず院内で衝突が起きてしまいます。
システム操作を教えるのは、私たちのような「外部のプロ」に完全に丸投げしてください。「今度、電子カルテのプロが来て一から優しく教えてくれるから、一緒に座って説明を聞こう」と伝えるだけで、スタッフ様の肩の荷はスッと下ります。

私たちが「スタッフ様の最大の味方」になります

私たち三栄メディシスが、電子カルテの導入において「手取り足取りの伴走サポート」にこだわっている最大の理由は、現場のスタッフ様に安心してもらうためです。
パソコンだけを置いて帰るようなことは絶対にいたしません。

  • 本番の2ヶ月前から直接クリニックへお伺いし、スタッフ様向けの操作研修を行います。
  • 「ここが使いにくい」という現場の不満を私たちが直接吸い上げ、運用ルールを一緒に考えます。
  • 稼働初日や、一番不安な初回のレセ出しの日には、私たちが横にピッタリついてフォローします。
  • 「1回では覚えられない」のが当たり前です。初回のレセ出しが終わるまでに「合計8回」も訪問するのは、スタッフ様が完全に自信を持てるようになるまで、何度でもお付き合いするためです。

 

「スタッフの説得から手伝ってほしい」「まずは現場の事務員たちの話を聞いてやってほしい」といったご相談も大歓迎です。
院内の平穏を守りながら、安全に電子カルテへ移行したいとお考えの先生は、ぜひ一度、地域密着40年以上の私たちにご相談ください。

 

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